咬合関連症|田町・三田の歯医者・歯科|長坂歯科|噛み合わせ治療・お口の検診

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咬合関連症

咬合関連症|田町・三田の歯医者・歯科|長坂歯科|噛み合わせ治療・お口の検診

咬合関連症とは

噛み合わせの異常から起きる様々な全身症状を「咬合関連症」とよびます

よくあるご質問

咬合関連症にはどのような症状がありますか?

症状

咬合関連症には、頭痛・肩こり・手足の運動および感覚障害・耳症状(難聴・耳鳴り・めまい)・顎関節症状などが代表的な症状としてみられます。噛み合わせの異常により、前後・左右の歯の高さに偏よりが生じ、頭の重心がゆがみます。そこから姿勢の変化、体の重心の変位によるによる頸椎及び脊椎症状がおき、椎間板圧迫などにより、体の各所に様々な症状が現れます。

脊椎のゆがみが椎間板の変形圧迫を起こすことにより、領域下の神経伝達障害を起こし、手足の運動および感覚障害が発症します。

さらに、頭位がゆがむと、頭の位置を正常に保とうと周りの組織に負担がかかってきます。頭を支える各種筋肉が緊張することで、緊張性の頭痛や肩こりまで引き起こします。

  • 顎関節の痛み・音がなる
  • 口があかない・開ける時痛い
  • 頭痛
  • 首こり・肩こり
  • 耳鳴り・耳詰まり・難聴
  • 腰痛
  • めまい・たちくらみ
  • 手足のしびれ ひざの痛み など

咬合関連症にはどのような症状がありますか

咬合関連症の原因は何でしょうか?

咬合関連症の原因は「噛み合わせ」の異常です。長年、偏った噛み方を続けていると、歯のすり減りにより前後左右で歯の高さに差が生じてしまいます。その差によって、顎の位置がずれて、頭の位置が傾いて頭痛肩こりの原因となります。

咬合関連症の原因は何でしょうか

頭が傾けば、バランスを取るために首や肩の筋肉が緊張します。この状態が続くと背中や腰、ひざ等のバランスもゆがみ、全身の不調を招くことがあります。さらに、物を噛む際に使う「咀嚼筋」は、前後左右でバランスよく動かすことで、頭部の血流を円滑に保つ仕組みとなっています。偏った噛み方が習慣化してしまうと、耳などにも不調が現れることになります。このように「噛み合わせ」が原因で起こる不調を「咬合関連症(こうごうかんれんしょう)」といいます。

バランス

口腔内にこういった症状はございませんか??

  • 長年放置している虫歯がある
  • 痛くて噛まないように避けている歯がある
  • くいしばり、歯ぎしり
  • 歯が抜けたままになっている
  • 入れ歯が痛くて使っていない
  • ぐらぐらして噛めない歯がある

口の中の症状を放置しておくと、「咬合関連症」が発症します。

噛み合わせの悪さと全身症状はどう関係しているのでしょうか?

「噛み合わせ」が悪いと全身に症状が出ます

虫歯や歯列不正、抜けた歯などの口腔内症状を放置しておくと、噛みにくいところを避けて「偏った噛み方」をしてしまい、そこから「偏った噛み癖」が生じてしまいます。偏った噛み癖は、正常な咬合咀嚼運動機能を阻害し、頭の位置(頭位)をゆがめます。頭位がゆがんでくると姿勢の異常や脊椎症状など様々な全身症状を引き起こします。人間の体はこのバランス異常を正常に戻そうとするため、一部の筋肉が常時緊張状態になります。この筋肉の緊張が頭痛、肩こり、首こり、腰痛のほか、聴力障害(耳鳴り・めまい・難聴)や手足のしびれなどの症状を引き起こします。

噛み合わせの悪さと全身症状はどう関係しているのでしょうか

重心のバランスが悪いと体の上から下に順番に症状が現れます

噛み合わせがなぜ全身症状を起こすのか?

偏った噛み方から「顎関節症」へ

偏った噛み方をしていると、噛み合わせが悪くなります。「噛んでいる側」と「噛んでいない側」ではすり減り方に差が生じ、左と右、前と後ろで噛み合わせの高さに変化が出てきます。左右・前後で歯の高低差が生じてしまうと顎の位置(顎位)にずれが生じてしまいます。顎位がずれると同時に顎関節の位置もずれてきます。顎関節の位置がずれてしまうと、口を動かす際、「じゃり」「かくっ」という音が鳴ったり、痛みが生じたり、最悪の場合口が全く動かせなくなるといった症状が出ることがあります。これらの症状を歯科では「顎関節症(がくかんせつしょう)」とよびます。

口腔内症状は放置せず、早めの治療を

このように、噛み合わせが悪いと全身症状・顎関節症状を引き起こすことがあります。
ですが全身症状が発症した時点で、噛み合わせの悪さが影響していると考える方は非常に少ないでしょう。首こりや肩こりは整形外科やマッサージを受診しますし、耳の症状は耳鼻科を受診するはずです。もちろん、専門科を受診することは非常に重要です。それらの専門科でも改善しない症状は、噛み合わせ由来の可能性があります。噛み合わせ由来の全身症状こそが「咬合関連症」です。ですので、上記のような口腔内の症状が思い当たる場合は、ご自身の全身症状も「咬合関連症」の一つの症状かもしれないと疑ってみてください。