抜けた歯をそのままにしておくと、噛み合わせが悪くなる|長坂歯科|田町・三田の歯医者・歯科|噛み合わせ治療・お口の検診

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抜けた歯をそのままにしておくと、噛み合わせが悪くなる|長坂歯科|田町・三田の歯医者・歯科|噛み合わせ治療・お口の検診

抜けた歯をそのままにしておくと、噛み合わせが悪くなる

 抜けてそのままにしている歯はありませんか?抜けてしまった歯を放置しておくと、噛み合わせのバランスがおかしくなってしまいます。噛み合わせの不調により、口腔内だけでなく、全身の症状が発症してしまうこともありますので、抜けたままの歯は放置しないようにしましょう。

 

歯が抜歯になってしまう原因

 抜けてしまった歯の治療を行う前に、なぜ抜けてしまったのかの原因を突き止める必要があります。原因が残ったまま治療を進めては、結局治した歯が再び同じ原因でダメになってしまいます。抜歯になる主原因は①歯周病と②歯根破折です。

 ①歯周病

 歯の根っこを支えている骨(歯槽骨)が溶けて行ってしまう病気です。根っこを支えている骨が溶けると、歯はぐらぐら揺れ始め、最終的に抜歯になってしまいます。歯周病の原因は4つあるといわれています。宿主要因・細菌要因・環境要因・咬合要因です。宿主要因は患者さんご本人の体調の問題です。糖尿病や、骨粗しょう症、免疫の問題など、内科的な要因ですので、歯周病に関連する病気は内科でコントロールしてもらうことが大切です。細菌要因は、歯周病菌です。こちらは日ごろの歯ブラシや、衛生士さんによる歯科医院での専門的なクリーニングをして防いでいきましょう。環境要因は、喫煙などの生活習慣です。そして、歯科医院で治療が必要なのが、咬合要因です。噛み合わせの問題ということです。噛み合わせが悪く、歯に過度な咬合力が加わると、周囲の歯槽骨が吸収されて、歯周病が進行してしまいます。咬合要因は歯科医院での適切な「噛み合わせ治療」を行いましょう。

 ②歯根破折

 歯の根っこが真っ二つに裂けてしまう状態を、歯根破折といいます。歯が割れてしまうと、無条件で抜歯となってしまいます。通常、歯は割れることはないのですが、噛み合わせに問題があり、過度の咬合力がかかると、根っこが裂けて歯根破折を起こしてしまいます。 

 上記のように、歯周病・歯根破折ともに、噛み合わせが悪いと発症してしまう症状です。ということは抜歯になってしまうほとんどの症例が噛み合わせに問題があるといえるでしょう。

抜けた歯の治療

 抜けた歯を補う治療を「補綴(ほてつ)治療」といいます。補綴治療は①入れ歯②ブリッジ③インプラントの三種類があります。それぞれ、症例により選択肢が分かれてきますが、どの治療方法であっても、補綴治療を行う前に一度噛み合わせを確認することが何よりも大切です。噛み合わせを確認せずに補綴治療を進めてしまうと、せっかく直した補綴物が同じようにダメになってしまう可能性が非常に高いです。どの方法で補綴治療を行う場合も必ず、治療前に「噛み合わせ」を調べてから治療しましょう。

抜けた歯を放置していると・・・

 抜けた歯をそのまま放置していくと、噛み合わせが悪くなり、そこから発展し、咬合関連症という様々な全身症状を引き起こすことになります。歯は親知らずを入れないと28本です。28本で咬合力(噛む力)を受け止めています。抜けてしまったままの箇所があると、咬合力を少ない歯で受け止めなくてはいけないため、残存の歯に過度な負担がかかり、せっかく残っている歯もダメにしてしまいます。また、噛み方も抜けている歯をかばうように偏った噛み方をしてしまうため、噛み合わせがさらに悪くなるという悪循環に陥ってしまいます。

 

 

歯が抜けてしまい、そのままの場所がある場合は、放置せずに必ず歯科医院で治療を行ってください。補綴の治療方法は症例ごとに、色々と選択肢がありますので、噛み合わせの専門医のもとで、ご自身にあった適切な治療を行ってください。