かみ合わせ由来の突発性難聴改善の症例|長坂歯科|田町・三田の歯医者・歯科|かみ合わせ治療・お口の検診

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かみ合わせ由来の突発性難聴改善の症例|長坂歯科|田町・三田の歯医者・歯科|かみ合わせ治療・お口の検診

かみ合わせ由来の突発性難聴改善の症例

かみ合わせ治療の症例集

症例.突発性難聴・全身症状が改善した症例

 50歳女性。初診時の主訴は「突発性難聴と肩こり・頭痛・腰痛などの全身症状」でした。50歳を過ぎた頃より耳鳴りなど聴覚機能の異常を感じ始め、ある朝起きると左耳が聞こえていなかったそうです。すぐにかかりつけの耳鼻科を受診したところ「突発性難聴」という診断を受け、入院しステロイド療法を行うも改善しなかったとのことです。歯ぎしり・食いしばりもひどかったようで、かみ合わせ由来の耳症状ではないかと疑い、長坂歯科を受診なさいました。

初診時は左耳の聴力が悪い

 初診時、当院で聴力測定を行ったところ、左の聴力が全体的に低下している状況でした。ご本人も耳鳴りの音なのか、検査の音なのかわからない状況とのことでした。口腔内を見たところ、抜けている歯はありませんでしたが、小臼歯から大臼歯にかけて古いかぶせものが多数入っており、かけたり、穴が開いている状況でした。それらの治療自体はかなり昔に行ったそうですが、治療した直後にかみ砕いたり、割れたりしてしまい、そのままの状況だったようです。また大臼歯部位歯周病も進行しており、歯周ポケットがふかくなっていました。

全体でバランスよく噛むように噛み方からなおしていくことに

 ご自身のかみ癖として「奥歯で一生懸命噛む」という意識があったそうなので、全体でバランスよく噛めるように噛み方の練習を始めました。今まで噛めていなかった前歯で意識的に噛む事で、一週間足らずで耳鳴りの症状に軽減が見られました。また、食いしばりをしてしまうそうで、咬筋・側頭筋のマッサージを行っていきました。

かみ合わせのバランを考えながらの修復・補綴治療

 口腔内の割れたり、かけている修復物は治療していく必要があります。ただし、かみ砕いてしまった根本の原因を改善しないまま治療をしてしまうと、再びかみ砕いてしまいますので、かみ合わせのバランスを考え、順番を決めながら歯科治療を行いました。

 

補綴・修復治療後、難聴の症状が改善

 修復物・補綴物を治療し、さらに全体でバランスよく噛むよう意識を変えていったところ、難聴の症状が改善しました。その後耳鼻科でも再度検査を行い、突発性難聴は改善したと診断を受けたそうです。さらに、耳症状だけで泣き、頭痛・肩こり・腰痛といった全身症状も改善が見られました。

 

奥歯に過度な力がかからないように治療

 今回の症例では、長年の噛み癖と、奥歯で噛む事が大事という患者さんの間違った意識により、奥歯だけに過度な負担がかかってしまい、顎位に異常をきたしています。全顎でバランスよく噛むように歯科治療を行い、噛み方を改善することで顎位が安定し、耳症状をはじめとする全身症状に改善が認められました。