歯を抜かないために、噛み合わせを良くしましょう|長坂歯科|田町・三田の歯医者・歯科|噛み合わせ治療・お口の検診

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歯を抜かないために、噛み合わせを良くしましょう|長坂歯科|田町・三田の歯医者・歯科|噛み合わせ治療・お口の検診

歯を抜かないために、噛み合わせを良くしましょう

 長坂歯科は、開業してから100年以上続く歯科医院ですが、開業当初から「極力歯を抜かない治療」を治療理念としています。100年近くもまえだと、虫歯や歯周病の治療といえば抜歯が当たり前の時代でしたので、歯を抜きたくないという患者さんが全国からたくさんいらっしゃいました。長坂歯科が、歯を抜かない治療にこだわる理由として、「歯は28本そろって一つの器官」という考えがあります。歯は個々が別々に活躍し、機能しているわけではなく、28本の歯が同時に動くことで活躍しています。1本たりとも無くていい歯はありません。人類が長い歴史の中で進化を続け、28本という本数にたどり着いたのですから、それ相応の理由がちゃんとあります。歯科医師が軽い気持ちで、「いらないから、抜いちゃいましょうか」なんて決めて良い訳がありません。

 極力歯は保存するのが一番です。そして、万が一欠損してしまっている箇所があれば、きちんと治療して補っていかないといけません。

 

抜歯になってしまう一番の原因は「噛み合わせが悪い」こと

 さて、歯を抜かないためには、抜歯になってしまう原因をしっかり対処していく必要があります。抜歯になってしまう原因のほとんどが「噛み合わせが悪い」ことです。虫歯・歯周病・根尖病巣・歯根破折、そのほとんどが噛み合わせに悪さによって引き起こされています。歯を抜かないためには噛み合わせを良くしていくことが何よりも大事です。

 

 また、歯が抜けてしまうと、バランスよく噛むことができなくなり、そこから更に噛み合わせが悪くなってしまうという悪循環に陥ってしまいます。その悪循環は治療により断ち切らないといけません。

 

噛み合わせを治療したことで、抜歯をしなくてよくなった症例

 

 こちらの患者さんは、長坂歯科に通院なさる前の歯科医院で、歯を11本抜く必要があるといわれてしまったそうです。原因としては、歯周病の進行といわれたそうですが、11本もいっぺんに抜かれてしまっては食べることができなくなってしまうということで、どうにかならないものかとご相談にいらっしゃいました。当院で拝見したところ、ブリッジの支えの歯が著しく歯周病が進行している状況でした。歯周病がここまで進行している原因は「噛み合わせ」です。

 歯周病と噛み合わせの関係から考えていきましょう。まず、歯には噛む力「咬合力」がかかります。咬合力を受け止めるのが歯の仕事です。咬合力は、食事中以外にもかかります。仕事で集中しているときや、緊張しているとき、無意識の時や寝ている時ですら加わっています。実は人間は食べているとき以外も歯をつかっています。咬合力は強い人だと最大で自分の体重の1.5倍近くかかることがあります。すごい力ですよね。そんな強い力を歯は休む暇なく受け続けないといけません。そのために、人間の歯は全部で28本あります。28本すべての歯でバランスよく噛めることができれば、1本の受ける負担は咬合力の28分の1ですみます。ですが、偏ったか見方をしていると、過度な咬合力を受けないといけない歯と、まったく咬合力を受けない歯の差が出てしまいます。

 

 過度な咬合力を受ける歯は、支えている歯槽骨が吸収されてしまいます。これが歯周病のメカニズムです。歯周病を改善するには、その葉にかかる過度な負担を減らし、噛み合わせをバランスよくしていくことが大切です。

 

 さて、先ほどの症例の患者さんは、ブリッジの設計が、支えの歯に過度な負担がかかっている状態でした。また、奥歯が抜けたままの歯もあり、残っている歯かかる負担が増えていたため、欠損部を治療し、ブリッジも支えの歯に負担のかかりにくい設計に変えました。治療により、抜歯といわれていた歯はすべて抜かずに済み、いまでも保存できています。

 

歯を抜かないためには、噛み合わせを治すことが大切です