かみ合わせ治療の症例集:「患者さん体験談」|長坂歯科|田町・三田の歯医者・歯科|かみ合わせ治療・お口の検診

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かみ合わせ治療の症例集:「患者さん体験談」|長坂歯科|田町・三田の歯医者・歯科|かみ合わせ治療・お口の検診

かみ合わせ治療の症例集:「患者さん体験談」

かみ合わせ治療の患者様体験談

これらの患者様体験談は、()マキノ出版編集部により患者様が直接取材を受けたものをまとめたものです。同内容の記事は健康雑誌「安心」2015年1月号に掲載されております。

 

患者様体験談1:腰痛と歯周病の改善

 50歳を過ぎたころ、友人が撮ってくれた写真を見て、私は驚きました。体が左へ傾いていたのです。自分では真っ直ぐに立っているつもりです。自分の姿勢がおかしいことに気づきました。整形外科でレントゲン写真を撮ると、背骨も骨盤も歪んでいました。
 中学生の頃から、腰痛に悩まされていましたが、これもゆがみが原因だったようです。その後も腰痛は悪化しました。特に腰の右側が強く痛むようになりました。やがて寝返りもろくにできなくなっていきました。
 そのうち、右の太腿の外側がしびれるようになり、しびれは右の足先、左の太腿へと広がっていって、朝の歩行が難しくなりました。
 そんな時、テレビで長坂先生が出演する「悪いかみ合わせが骨盤をゆがませる」という番組を見たのです。『これ、私じゃない?』と思って直ぐに長坂歯科を訪ねました。それが5年前です。
 実はその数年前に歯周病のため、左右の下の奥歯を2本ずつ抜いています。この時入れ歯も作りましたが使い心地が悪くずっと外していました。腰痛がひどくなったのは奥歯がない事が原因だったようです。
 長坂歯科では、しっかりした入れ歯を作り、噛み合わせトレーニングを教わりました。
 噛み合わせトレーニングは毎食後、指示された歯で、専用のチューブを10回ほど噛んでいくものです。噛む歯は聴力検査で指定されますが確実に結果が現れます。
 長坂先生の指導を守って3年たった今では歯周病も含め歯の不安は全くありません。
 長年悩み、諦めていた腰の具合も良くなりました。普段は痛みをほとんど忘れています。
 朝の足のしびれもなくなりました。立った時の姿勢も傾きません。歩くときに腰が伸びるようになりました。
 歩くスピードも速くなりました。”つらさのない”生きた心地を幸せに感じます。
 噛み合わせトレーニングは油断せず今後も続けていきたいと思っています。

 

院長のコメント

 「食事は奥歯でしっかりと噛む」と教育された方は多いかと思いますが、奥歯を使い過ぎると、負担過重によって、奥歯の歯周病が進行します。
 こちらの患者さんが奥歯を抜くことになってしまったのも、奥歯の使い過ぎによる歯周病が原因です。
奥歯がない状態になると、必然的に前歯を中心に噛むようになります。かみ合わせのバランスがくずれ、それに伴って姿勢もゆがむという悪循環に陥ります。
 その悪循環を断ち切るには、まずは歯やかみ合わせの治療をしっかり行い、全部の歯でまんべんなく噛めるようになることです。その一助としてかみ合わせトレーニングは有効です。

 

患者様体験談2:かみ合わせと歯周病の改善

 8年ほど前、私はひどい歯周病で、何本もの歯がぐらついていました。近所の歯科医院で治療を続けても状態は一向によくならず抜歯を勧められました。痛くて噛めないため、自然と食が細くなり、やせてしまいました。腰痛もひどくなりました。30代でギックリ腰をやって以来、時々腰が痛んでいたのですが、その痛みが強くなったのです。腰を曲げ、左足を引きずって歩いていた時もありました。
 そんな時、長坂先生を知ったのです。歯の痛みは耐えがたくなっていたため、すぐに訪ねました。
 長坂歯科では歯周病治療と同時にかみ合わせの治療を受けました。しっかりと、ものを噛めるようにしてもらったのです。さらに自宅では噛み合わせトレーニングを続けました。治療時に聴力検査をし、その時点で使ってない歯をチェックします。その歯で噛み合わせトレーニングを行うのです。
 歯がぐらつかず、しっかりと噛めるようになりました。今は食事もおいしくいただけます。最初に治療に来た時のレントゲン写真と現在の写真を比べると明らかに歯の周りの骨が増えて来ているのがわかります。
 歯がよくなるのと同時に、姿勢も変わりました。周囲には、背筋が伸びたといわれます。腰も痛まなくなり、もう足を引きずることはありません。

 

院長のコメント

 こちらの患者さんは肩こりや頭痛も訴えていました。これは奥歯での噛み癖が原因です。奥歯での噛み癖により、奥歯がすり減ると、顎位が変化し、頭が後ろに傾き首の骨に負担がかかります。するとバランスを保つために上体も前傾し、腰椎(背骨の腰の部分)に負担がかかります。
 すべての歯をまんべんなく使えるように治療し、噛み方の意識を変えたことで、顎位が正常になり、頭の位置が正常に戻ったのでしょう。
 かみ合わせ治療は、全身の症状を改善するばかりでなく、同時に、全部の歯に均等に噛む力を分散することで、歯周組織の血流が正常になって、歯周病も改善します。

 

患者様体験談3:全身の関節痛と歯周病の改善

  3年前、私は原因不明の全身の痛みに襲われました。首、肩、腕、腰、ひざ、足首まで全身の関節が痛み、体を動かすとまるで針で刺されるような痛みが走るのです。体中が痛くて立ち上がることもできません。
 整形外科や内科で検査を受けましたが、異常は見つかりません。しかし、症状は日に日に悪くなる一方でした。
 ただ、長年通っているカイロプラクティックの先生から「原因は歯だよ。」と指摘されました。
 当時の私は、歯周病で歯がグラグラになり、上と下の歯を各3本抜いて入れ歯を作ったものの、その入れ歯が合わずにいつも外していました。歯の治療をしたいけれど、いい歯医者さんが見つからずに困っていた時、長坂歯科を勧められたのです。
長坂先生に診ていただくと開口一番、「歯がこんな状態だと、全身のも症状がありませんか?」と言われました。まず日ごろの噛み方を変える練習をしてから、歯の治療を行うことになりました。通院治療を行うとともに、自宅でも毎日1~2回、専用のチューブを前歯にくわえて5~10回噛むトレーニングを実行しました。このトレーニングを行うと、不思議とその場で肩が軽くなります。
 入れ歯が完成し、入れ歯を装着して噛み合わせ治療を始めてからは、症状はどんどん軽快していきました。前の歯医者では「うちでは治療できません。」と言われた顎関節症も、開口時のあごの痛みが軽くなり、口が開くようになりました。ひざ立ちできるようになり、腕を後ろに回して服を着替えられるようになりました。その数週間後には腰が伸びてまっすぐ立って歩けるようになりました。
 歯周病でグラグラだった歯も、今は歯列が整い、たくあんをバリバリ噛んでもなんともありません。
 「このまま寝たきりになるかも」と思っていた体が、ここまで元気になるなんて、私自身が本当に驚いています。

院長のコメント

 こちらの患者さんの場合、全身の痛みは原因不明ですが、かみ合わせの悪い状態が続くとゆがみは頸椎から全身に波及していきます。姿勢のバランスがくずれた結果、腰やひざに過度な負担がかかり、腰痛、ひざ痛をひきおこすわけです。
 又、かみ合わせの不具合によって歯の周りの組織が血流障害をおこすことで歯周病が起こります。かみ合わせ治療は歯周病改善にも大きな効果をあげています。